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2019年07月29日
7月29日の夢(夕涼みコンサート)
街角にベンチを並べ、納涼コンサートをするから、そこで歌ってほしいと言われ、二つ返事で引き受ける。だが会場に着いてみると、鞄の中に一冊も楽譜を入れてこなかったことに気づく。これでは歌えない。聴衆の一人が歌の本を持ってきてくれたと聞いていたが、その人を探しても会場にいない。
2019年07月27日
7月27日の夢(緑のネクタイ)
クライアントの某社の特約店研修会が名古屋で開かれるので、そのプロデュースをしに行く。会場は二階建ての一軒家で、一階も二階も壁中に書棚が設けられ、さまざまな書籍や資料が展示されている。中にはぼく自身が個人で持ち込んだものもある。
ぼくは研修会の司会役なのだが、講師役の特約店の男が頼りなく、すぐにトークがストップしてしまう。畳敷きの会場の幹事席から、おいでおいでと手招きがされるので、ぼくが司会席から立って行こうとすると、ダメ講師がさっさと幹事席へ行き、ぼくは取り残される。これではダメなのは講師でなく、司会のぼくのように見えるではないか。
結局、研修会はそのまま解散になってしまう。残されたスタッフのぼくらは書棚の大量の書籍の回収に追われる。ぼく個人の本も急いで鞄に詰める。どうしても確保したいものをぼくは箱のようなものに詰め込み、風呂敷のようなもので包むが、中身が収まりきらず、少しずつこぼれてしまう。よく見ると、風呂敷と見えたものは、ぼくの緑色のネクタイだ。こんなもので包めるわけがないと思う。
最後の点検をして、撤収のためのバスに乗る。バスは名古屋の中心街に向かうはずなのに、木々の間の細い道に入り込んでしまう。道はバスの車幅より狭くなり、さらには石段を降りなければならなくなる。
2019年07月18日
7月18日の夢(脱出)
北海道あたりの広大な邸宅に全社員が集められ、泊りがけの会議が行われた。裸足でトイレに入ると、床は小便だらけで、とても便器のところまで進めない。あきらめて出口に戻ろうとすると、鞄をどこかに隠されてしまった。そこへ女性がやはりトイレに入ろうとして、立ちすくんでいる。トイレにいた若い男が彼女の服を両手で撫でまわす。たちまち服は黄色く変色していく。
トイレをなんとか脱出すると、知人の男が乗る最新型の車が敷地内に疾走してきて、ぼくと女性を拾い上げてくれた。その男は鈴木という名前で知られている。車の座席は前・中・後ろの三つに分かれていて、前の席に運転者と女性、中の席にぼく、後ろの席に鈴木が座っている。鈴木は礼を言うぼくたちに目もくれず、ケータイのメールを悠然と打ち続ける。しかも、後ろの席だけが車から分離して、ちょっと後ろに離れた。最新式だ。なんともかっこいい。
2019年07月17日
7月16日の夢(人生否定ソフト)
パソコンの画面の右半分をぎっしりと埋める文章は、ぼくの人生についてだらだらと書かれたものだ。そして左半分には、それを否定する三つのソフトがある。その三つは見た目は違うけれど、どれを使っても情報量は同じだという。くやしいが、これを使おうと思う。だが、このどれかをクリックしたら、もうぼくは無言の存在になってしまう。だから、人生否定ソフトをぼくがクリックしたら、ソフトは走って山を下り、近くの集落までそのことを伝えにいってくれるのだという。
トイレの個室の前に、一枚の座布団が敷いてある。
2019年07月15日
7月15日の夢(受験者の逆襲)
今まで試験を受けるときはいつも受け身だった。けれど、これからは試験問題の文体を全部自分のものに書き換えてしまおうと思う。そのためにぼくの点数が下がっても構わない。さあ、いよいよ答案が配られた。これを全部ぼく自身のためのものに作り直してしまうのだ。
2019年07月12日
7月12日の夢(鍋と鋼鉄の歯)
パーティーの終了間際に行ったので、もう料理が片付けられようとしている。白い制服のウェイターが皿から一尾の魚を箸でつまみ、鍋に入れたのを見て、ぼくもその真似をする。するとウェイターはぼくにお世辞を言いながら、ぼくのために何尾かの魚を取ってくれる。皿の上の魚は全部が白い骨でできたような、不気味な種類ばかりだ。それでもぼくは空腹なので、周りの人にも勧めながら魚を食べようとするが、取り分ける小鉢がない。必死で探すと、テーブルの下に残り水の入った、ちょっと汚れたガラスのコップがいくつかあった。これでもいいかなと思う。
歯を磨こうと口をあけると、前歯の真ん中に巨大な鉄製の機械が埋め込まれている。いつのまにこんなものが、と思うが、電動歯ブラシでそれを磨いていく。
2019年07月11日
7月11日の夢(リオデジャネイロ)
ブラジルのリオデジャネイロに引っ越した。街の地面に駅のホームとも港の埠頭ともつかない、コンクリートの縦長のものがあり、そこに沢山のズボンが置かれている。市民になったしるしとしてぼくもその上に自分のズボンを置く。しかし、すぐに市民たちから「おまえのズボンは左右にある二つの細いホームの上に置け」と注意される。しかたなくズボンを並べ替えるが、そこに置かせてもらうには、またもや多額のお金が必要だという。
2019年07月09日
7月9日の夢(新大陸)
ぼくは新大陸アメリカに渡り、自分の新しい夢に挑戦する第一歩を踏み出した。同じように夢を求めてアメリカに渡った仲間たちと共に、大陸横断鉄道に乗り込む。レールが交差する場所にウエスタンスーツに身を包んだ日本人のフォークシンガーが座り、ギターをかき鳴らしながら夢を追いかける歌をうたっているのが見える。ぼくはその歌に感動し、涙が流れて止まらない。夢を追いかけるぼくらの旅はまだ始まったばかりだ。