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2019年09月26日

9月25日の夢(暗闇の交通事故)

 女友達と寝ている。ベッドの向こうは屋内に入る扉で、その中は真っ暗だ。屋内には交差点があるらしく、先ほどから白と黒の二台の自動車と一台の自転車が交差点を渡ろうとしている。だが、信号がないので、どの一台が飛び出しても他の二台に阻まれ、互いに動くことができない。そのうち、二台の車が互いのタイヤの上にタイヤを乗り上げてしまう。その事故のショックで左の車から落ちた袋が破れ、中から一匹の愛玩犬が駆けだした。ぼくは驚いて、女友達に「見て! 見て!」と言う。だが、女友達は「タイヤの上にタイヤが乗り上げただけだから、たいしたことないよ」と答える。
 夜の道を歩いて行くと、向こうからパジャマを着た女性詩人のHさんが歩いてきた。車椅子には乗っていない。胸はふくらむより、えぐれていて、なんだか幽鬼のようにやせ細った感じだ。

投稿者 isshiki : 22:38 | コメント (0)

2019年09月24日

9月24日の夢(ピアノの日)

 パリに「ピアノの日」(実在しない)の取材に来ている。野外の目抜き通りでピアノが演奏される様子をカメラに収めようと歩道橋に上がる。その瞬間、市街に洪水が押し寄せ、大通りは一変して川のようになる。「ピアノの日」の行事は当然中止だ。一緒に取材していたフランス語のできる他社の女性記者が、外国語の話せないぼくを気遣うが、ぼくは彼女に「大丈夫だ」と答え、一人で取材を続ける。屋内で「ピアノの日」の行事が何か行われていないかと思い、手近なレストランに入ってみる。正装をした紳士淑女が災害などなかったかのように店内に集まっているが、そこにもピアノはなく、客たちも「ピアノの日」の話など全くしようとしないので、ぼくは途方に暮れる。

投稿者 isshiki : 18:22 | コメント (0)

2019年09月23日

9月20日の夢(銀座の円形劇場)

 銀座のガスホールの隣のビルが取り壊され、跡地が円形劇場になっている。真ん中は青い水をたたえたプール。その周りをぐるりと観客席が取り囲んでいる。入り口近くの席には、繃帯で全身をぐるぐる巻きにして、顔に大きなマスクをつけたT氏が立っている。亡くなったと聞いていたが、生きていたのかと驚く。
 客席が結構埋まっているので、良い席を求めてぼくはぐるりと一周しようとする。しかし、ステージの反対側は観客席ではなくステージで、今しも役者たちがリハーサルの真っ最中だった。ぼくは恐縮して、身を縮めながらステージを通り過ぎる。そして、入り口近くの観客席に戻ったところへ、電車が走り込んできたと思うと、ぼくの目の前で急停車し、運転士が窓から顔を出して、ぼくを怒鳴りつける。「おまえの書いた書類を轢いたために、電車が故障してしまったじゃないか!」

投稿者 isshiki : 21:50 | コメント (0)