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2019年11月27日

11月26日の夢(一度しか来ないバス)

 バスに乗って取材に行こうとして、山のほとりの十字路に立っている。この道は70年前、ぼくが幼稚園に通うための通学路だった。このバスに乗るには、お金は要らない。けれど、夢から覚めたら思い出すことのできない〇を沢山持っている必要がある。けれど、一日待っても停留所にバスはやってこない。日暮れごろ、ようやく山向こうからバスがやってきたのが見える。だが、ぼくはテレビカメラもノートも取材用具を何もかも忘れてきたことに気づく。

投稿者 isshiki : 23:28 | コメント (0)

2019年11月23日

11月23日の夢(現代詩ゼミ)

 軽い風邪をひいて、自宅の部屋で寝ている。明日は現代詩ゼミなので、それに出演する講師二人が打ち合わせに隣室に来ているが、ぼくは病気と称して応対に出ず、ドアを閉めて家族とご飯を食べる。
 翌日、ゼミの会場に向かう途中の広場で、やはり講師として来てくれた女性詩人のNさんとばったり会う。Nさんは突如、街路に一匹の猫となって身を投げ出し、「お久しぶり!」と叫ぶ。やがて人間に戻って起き上がったNさんは、ぼくが見上げるほどの身長である。あれれっ、こんな大柄な女性だったっけ? 彼女が共演のあさのあつこと打ち合わせに喫茶店に入っていく後姿に、ぼくは「Nさん、頑張れ!」と声をかける。
 さて、会場でゼミが始まったが、出演者を除けば純粋な聴衆は10名ほどしかおらず、低調である。ぼくの主催者としての挨拶の後、第一部のバンド演奏が始まる。オーケストラのように見えるが、楽器はすべて紙で作った張りぼてだ。なかなか面白い企画だったが、終わった後の楽屋でバンドリーダーの老人が女性担当者に「楽器の制作費が沢山かかったので、経費を支払え」と迫る。そんな話は聞いていないので、ぼくは「後でネットのオークションに楽器を出して、その売り上げをあなたが取ればいいじゃないか」と言って、引き下がらせる。

投稿者 isshiki : 21:31 | コメント (0)

2019年11月22日

11月22日の夢(入社試験)

 ぼくが十年以上前まで在籍していたS社の本社ビル。帰社したぼくは驚いた。今朝、出版部が新聞に出した二名の入社募集広告に応えて、二百名ほどの受験生が殺到し、ビルの中が彼らに占領されてしまっていたのだ。出版部の面接会場や待機場所に使うため、ぼくの所属する広告部はオフィスを全部明け渡してしまったらしい。元の自分のオフィスにはコードを抜かれた沢山のiMacが片隅に積み上げられているだけ。同僚は一人も見当たらない。忙しい仕事にすぐにでも取り掛かりたいのに、どうしたらいいのだろう?
 部屋の外に出ると、階段も受験生たちにあふれていて、中には和服のお母さんに引率された明らかにオタクと思われる男の姿もある。母親連れの受験生など全員即刻受験資格なしにすればよいと、ぼくは悪態をつく。
 ぼくはiPadを取り出して、同僚に連絡をとろうとする。だが、iPadの待ち受け画面は知らない他社のホームページに固定されてしまっていて、そこすら抜け出すことができない。見慣れたはずのS社ビルがどんどん見知らぬビルに見えてくる。もしかしたら、ここはS社ビルではなく、ぼくがビルを取り違えただけではないのか。ぼくはエレベーターに乗り込むがその中も応募者たちでいっぱいだ。急いで階数表示ボタンを押すが、エレベーターはびくとも動かない。「ちょっとごめんなさいよ!」とぼくは応募者や母親たちを押しのけてエレベーターを飛び出すが、ますます迷宮の世界に迷い込むばかりだ。

投稿者 isshiki : 17:28 | コメント (0)

2019年11月08日

11月8日の夢(中二階のオフィス)

 中庭を円形に囲んだ中二階が「ピアノの本」の編集部になっていて、オフィスには乱雑に山のような資料が置かれている。ぼくの席の傍らにはグランドピアノがあるが、やむなくその鍵盤蓋の上にもぼくは資料を積み上げる。早急に校正をしなくてはいけないのだが、ゲラは確か中二階の反対側にあるはずだと思い出す。急いで当たりをつけた場所を探すが、ゲラは見つからず、ぼくは空しく席に戻って来た。
 見下ろす中庭の真ん中には殆ど水の涸れた池があり、日本列島のような形の岩が置かれている。よく見ると、一つだけ外側に余った岩がある。ぼくはそれが日本列島のどこかの一部ではないかと考えて見回すが、列島型の岩には特に欠落した部分はない。大相撲解説者の北の富士が池の傍らに立ち、「こうやって君たちが靴で池の縁を踏み荒らすから、〇〇(実在しない虫の名前)がいなくなるんじゃないの?」と言う。編集部員の一人が「そうなんですよね。〇〇が随分減った。〇〇って虫眼鏡で見ると、四角い顔をしてるんですよね」と、にこやかに応答する。

投稿者 isshiki : 20:34 | コメント (0)

2019年11月07日

11月6日の夢(コンセント)

 今日は医者に通院する日だ。クリニックの前の舗道に立って、診察の順番を待っていると、数人の男女がやってきて、ぼくに「ちょっとどいて」と言う。そして、ぼくの足元の地面にコンセントを探し始めた。けれども見つからないので、ぼくは街中をコンセントを探して歩き回ることになった。

投稿者 isshiki : 23:07 | コメント (0)