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2020年10月25日
10月25日の夢(視力検査)
妻がぼくに視力検査を受けるよう勧める。ぼくの前に白い視力検査表のボードがあるが、検査用の記号は見えない。ぼくは黒いマスクをしていて、妻に「受けるつもりだよ。でも、このマスクを取ってからね」と言う。妻は「わかった」と答える。
2020年10月24日
10月23日の夢(集会)
会社からの帰り道、誰かがぼくに一枚の紙きれをくれる。それを見て、ぼくはもう会社に行くことも家に帰ることもしなくていいことが分かった。ぼくは集会への出席を促されているのだ。ちょうどぼくの前を同じ紙を渡された親子連れが歩いていく。二人の後を追ってバスに乗り、さらに山道を歩いて、地図にあった会場にたどりついた。
そこは自然の中に遺された古代のコロシアムのような場所。石造りの円形の場所に、沢山の人々が集まっている。一目見て彼らが「選ばれた人々」であることが分かる。子供も大人もいる。会場に着いた順番に、大きな石の椅子に荷物を置いていく。ぼくもそうしてからしばらく席を離れ、コロシアムの反対側へ行き、また戻るとぼくの席がない。新しくやってきた少女がぼくの席に勝手に座っているのだ。会場に「席を詰めてください」というアナウンスが流れる。人々が動き始め、それでようやくぼくの座る席も確保できた。これから体操のようなことを全員でやるらしい。ぼくのような運動音痴でもみんなについていけるだろうかと心配になる。
2020年10月22日
10月22日の夢(台風の朝)
下宿で目が覚めると、天気予報の通り台風が来ている。同室の50代の男性サラリーマンは朝の支度の真っ最中だが、ぼくには背を向けていて、こちらと目を合わせようとはしない。台風だから一階の大家の部屋に降りて、一緒に過ごそうかとも思うが、それも大げさだと思い直す。とりあえず窓の雨戸を閉めようとする。壁の上半分だけの窓には戸袋が付いている。昔ながらの木製の雨戸に加えて、今風の花柄の薄めの雨戸もある。どちらを閉めようかと迷うが、外を見ると既に雨もやみ、雲も切れかけている。嵐は通り過ぎたようだ。これなら雨戸を閉める必要もなさそうだ。
出勤のため外に出る。中年の女性二人が前を歩いていて、二つある私鉄の駅のうちどちらで出かけようかと話し合っている。ぼく自身もどちらを選ぶべきかと迷う。
2020年10月17日
10月17日の夢(温泉土産はコルク栓)
ぼくの泊まった東北地方の温泉宿は、小汚いビルである。上階の部屋からエレベーターで一階に降りてきたら、帰りのエレベーターの位置が分からなくなった。カーテンで囲まれた一角があったので、ここだと思いカーテンをさっと引き開けると、そこには変哲もない応接セットが置かれているだけ。一階は沢山の宿泊客であふれ、彼らはぎゅう詰めになりながら、時計回りに回転している。壁際には土産物がたくさん並べられ、売っている一番人気の温泉土産は、コルクでできた浴槽の栓である。この温泉で実際に使われていたものを販売しているのだという。
2020年10月12日
10月12日の夢(飛んでいく鞄)
妻と二人で船に乗るために岸壁にいる。ぼくが手にしている鞄を一振りすると、鞄はぼくらの船室へと飛んでいく。船室が火事になったという叫びが上がる。だが炎も煙も見えない。ぼくは何かをしなくてはいけないと感じる。慌ててもう一度鞄を一振りするが、鞄はどこにも飛んでいかない。何度も試すうちにようやく鞄が船室へ飛んでいった手ごたえがある。
2020年10月02日
10月2日の夢(アンケート付き切符自販機)
仕事で一時から楽器店の取材に行かなければならない。一時間前に会社を出たが、初めて乗る路線なので勝手が分からない。乗車券の自販機は画面に二段の棒グラフのようなものが表示されていて、いくつかのアンケートに回答しなければ切符が買えない。太い指で小さなタッチパネルを操作するのは難しく、何度も失敗してしまう。それでも自分の思う意見を打ち込んでいくと、駅のスピーカーから駅員の「ただいま○○と打ち込まれた方は××と打ち直してください」とアナウンスが流れてくる。明らかにぼくのことだが無視していると、別の男性客が「あっ、すいません。わからなくて……」と頭をかいている。知らん顔でさらに操作を続けると、後ろに並んだ乗客が「早くしてください」とせかす。「初めての駅なので、時間がかかるのです」と答え、時間をかけてようやく乗車券を手に入れるが、改札口はどうやら大通りの信号をいくつも渡った遠くにあるらしい。一時まであと十分しかない。せっかく手にした切符だけれど、タクシーを拾った方がいいだろうか。