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2022年03月31日

3月31日の夢(先輩の教訓)

 会社で先輩がぼくに教訓を教えてくれた。「困ったときには目をつむれ。けっして開けるな」。彼が荒涼とした炭鉱跡のような場所で道に迷い、空腹で地面に倒れたとき、目をつむると顔のそばにきれいな声で鳴くコオロギがやってきた。その隣に鳴かないもう一匹のコオロギがいるのも分かった。飢えた先輩は思わず手を伸ばして、鳴かないコオロギをつかんでむしゃむしゃと食べ、体力を回復して、危地を脱することができた。もし目を開けていたら、それはコオロギでなくゴキブリだったかもしれない。そしたらゴキブリを食べることはできず、先輩は餓死していただろう。そう言うと、先輩は笑った。
 するとぼくもその荒れ果てた鉱山にいた。地面に穴が開いていて、その穴を降りると、ぼくは会社のオフィスに戻った。
 会社は業績を伸ばしていた。右隣りにはМ社長の席があり、その上の壁には黒板があって、社員一人一人の抱えている仕事の一覧表が掲示してあった。仕事が増えて書ききれなくなったので、今は新しく入った仕事だけが掲示板に表示されている。ぼくの担当する仕事もちゃんと書いてある。ぼくは自分の制作する書籍の名前を表札のような板に書き込む。表札は半透明で、裏から反対側に文字を書いていくので、とても書きづらい。その書籍の名前は「悪い村の兄さん」というのだ。

投稿者 isshiki : 11:04 | コメント (0)

2022年03月28日

3月27日の夢(国際詩祭と殺し屋)

 ぼくの自宅で国際的な詩の朗読会が開かれており、世界中からたくさんの人々が参加している。中でも前列右側に座っている年配の婦人とその連れらしい幼児はとても感動的な朗読パフォーマンスをしてくれた。ぼくは歩み寄り、二人の肩をたたきながら「良かったよ」とねぎらいの声をかける。
 何かの用で中座し、再び会場に戻ると、既に詩祭は終わっていた。途中で不審な男に出会い、ぼくはうっかり男に暴言を吐いたらしい。男がピストルを持って追いかけてくる気配を感じ、ぼくは家に戻ると、左手の堅固な壁の陰に隠れて、男の襲撃から免れようとする。

投稿者 isshiki : 19:47 | コメント (0)

2022年03月26日

3月26日の夢(詩祭危機一髪)

 しばらくアメリカに滞在していたため、ひさしぶりに日本に戻ると、すっかり浦島太郎状態である。今日、大規模な詩祭に出演しなければならないことも忘れていた。
 慌てて東京の会場に行くと、まだ開幕時間前である。参加する同僚たちと舞台裏で雑談する。楽屋の並ぶ廊下で焚火がされており、ぼくは歩きながらなにげなく鞄から銀色のファイルを取り出して、その火の中に投げ込んでしまう。ファイルが燃え上がってから気が付いた。なんてことだ。ファイルの中には今日朗読するはずの「相撲」をテーマとする詩の原稿が入っていたのだ。まずい。その原稿のコピーを取っていなかった。
 いや、一つだけコピーがある。でも、それは北海道にある別宅のパソコンの中にあるのだ。ぼくは躊躇なく羽田から飛行機に飛び乗る。そして別宅に着くや、パソコンを立ち上げて、詩のコピーをプリントアウトする。再び飛行機で東京にとんぼ返りすると、なんとか出演前に会場に戻ることができた。

投稿者 isshiki : 19:09 | コメント (0)

2022年03月24日

3月24日の夢(いやな夢を取り消す少年)

 おばさんが「いやな夢を見た」と話している。ぼくの知り合いに「いやな夢をなかったことにする能力」を持つ少年がいるので、おばさんに紹介する。おばさんは「本当にそんなことができるの?」と懐疑的だ。ぼくは「だって、もうあなたはどんないやな夢を見たか、思い出せないでしょ?」とおばさんに言う。

投稿者 isshiki : 23:53 | コメント (0)

2022年03月22日

3月21日の夢(家のリフォーム)

 まず、一方の家の工事をチェックに行くと、木造の床を頑固おやじのような職人がカンナ掛けしてくれていた。問題なさそうなので、もう一方の家に行く。そこでは数人の男女が畳替えをしてくれている。その中の一人の若い女性が大きな針で畳を縫いながら、「〇千円の値段で、これだけやって、お茶いっぱい出してもらえないなら、私なら怒っちゃうな」と大声で文句を言っている。ぼくが玄関にいるのに気づかないのだ。慌ててぼくはお茶の準備を始める。

 家に帰るには、海岸に近い道か、内陸を通る道か、二つのルートがある。海岸の道を歩いていくと、途中で道路工事をしていて、通行禁止になっている。そういえばこないだ工事による通行禁止のチラシが入っていたなと思い出す。

投稿者 isshiki : 01:00 | コメント (0)

2022年03月20日

3月20日の夢(浜松出張)

 浜松のクライアントのオフィスでPR誌の打ち合わせをする。さくさくと思い通りに進んだので、オフィスの出口でクライアント二人ににこやかにさよならを言う。壁が邪魔をして、二人のうち右側にいる一人しか見えないので、その人に向かって手を振る。相手も振り返してくれる。しかし直接のクライアントは見えない人の方だった、そちらには挨拶できなかったことに後で気づき、しまったと思う。
 予想外に打ち合わせが早く終わったので、午前11時頃には会社のある原宿に戻ることができた。今日は浜松直行だったことを会社に伝えてなかったので、そこから携帯で連絡しようとするが、なぜか電話がつながらない。

投稿者 isshiki : 19:44 | コメント (0)

2022年03月15日

3月15日の夢(食器と仕事)

 昔の勤め先だったS社で仕事をしている。ランチにしようとしたら、食器棚から茶碗や皿がすっかり消えている。これではご飯が食べられないので、部下に探しに行かせたが、その部下がなかなか帰ってこない。お腹が減った。
 気がつくと、仕事がなくなっていたので、社員たちに探しに行かせる。最初は気楽に、いつものクライアントのところに営業をかければ、いくらでも仕事は入ってくると、呑気に構えていたが、何人か社員が帰ってきたものの、誰も仕事をもらえなかったという。

投稿者 isshiki : 21:10 | コメント (0)

3月14日の夢(露店とヤクザ)

 地下街の通路で4,5人の男女の仲間と、ありあわせの板を組み合わせて露店を作り、それぞれの商品を並べて販売する。そこへ通りかかったヤクザふうの男が陳列した板ごといきなりひっくり返す。なんとか商品は無事だったが、ぼくが大切にしているものがはちきれんばかりに入っていた白い袋が見つからない。仲間たちに尋ねても、知らないという。しかたなく地下街のごみ置き場に、捨てられていないか探しに行く。

投稿者 isshiki : 20:59 | コメント (0)

2022年03月12日

3月12日の夢(同窓会)

 孤独に生きてきたぼくは無謀にもぼく一人の発案で同窓会を発案し、かつてのクラスメイトたちに招待状を送った。おそらく一人も来ないのではないか。そう思いながら、会場になった教室で待っていると、開会予定時間の30分近く前に一人の男性がやってきた。感動してしまう。さらに7~8人の男女が開会前に集まった。皆さすがに大人になってしまうと、誰が誰だか分からない。
 しかも彼らは驚いたことに自主的に司会者を選び、立って挨拶や自己紹介を始めた。これならぼくはいない方がむしろいいなと思って、いったん会場を出る。
 そろそろ終了の時間になったので、会場に戻る。主催者としてのお礼の挨拶をするつもりだった。「終わりましたか……」と話し始めようとするが、まだ最前列の席に座った男性が発言途中で、ぼくの挨拶はうやむやになってしまう。ぼくは今度の早稲田祭に一人参加する決心をしていて、パフォーマンスをするつもりだ。この同窓会が終わった後、ここでリハーサルをすると皆に告知しようと思っていたのだが、目論見が外れてしまう。
 その後もなごやかに宴が進み、そろそろお開きという時間に、急いで靴音高く会場に現れた外国人の女性がある。目の前を通り過ぎたのはラテン系で化粧が濃く、背も高い。クラスにいたはずもなく、全く見覚えがない。ぼくは慌てて後を追いかけ、「すみません。どなたでしたっけ?」と声をかけるが、「〇〇です」というその名前にももちろん覚えがない。

投稿者 isshiki : 08:32 | コメント (0)

2022年03月10日

3月10日の夢(屋上の待合ロビー)

 帰宅しようと電車に乗る。一両だけの電車だが、真ん中で二つの部分に分かれている。前側は乗客で満席だが、後ろ側はがらんとしているので、後ろへ行くと、床も座席も酔っぱらいの吐しゃ物で一面汚い。これでは座れない。すぐに駅員たちが箒と塵取りを持って乗り込んできて掃除を始めた。
 電車が発車してからふと気づくと、窓の外は寒々とした山深い風景である。反対方向に乗ってしまったらしい。帰宅時間にはまだ時間があるので、焦ることはないと思い、次の駅でゆったりと反対ホームの電車に乗り換える。
 帰宅途中、知り合いのいるマンションに立ち寄る。だが相手が不在なので、屋上にある待合ロビーに行く。そこは人でいっぱいで、勝手にどこかから持ち出してきたような、不揃いなソファーが沢山並べられているが、満席である。話し声もうるさい。同じマンションに住む初老の婦人が現れ、「うちで食事していきますか」と尋ねるので、うっかり「はい」と答えてしまう。しかたなく待合室で待ち続けるが、いつまでたっても誰もぼくを呼びにこない。

投稿者 isshiki : 20:11 | コメント (0)

2022年03月09日

3月9日の夢(オリンピックが始まる)

 今日の午後三時からぼくの住む街でオリンピックが始まる。開会式をテレビで観るなど真っ平ごめんなのでバスに乗ってクリニックへ向かう。右側の窓から見えるのは、低層ビルの市街地で、いつもと変りない日常が広がっている。だが右側には建設工事中の背の低い白いフェンスが並び、その上から中が見えている。中は人工で造られたらしい川で、フェンスの手前には白いヘルメットをかぶった建設会社の社員たちが並んで立ち、通行人に案内をしている。
 ぼくもバスから降りたって、川を見る。川は浅くて、ほとんどの場所はくるぶしあたりしか水深がない。そこをたくさんの役者たちが江戸時代の庶民のような着物姿で行き交い、少し水深のある場所ではわざとらしく泳いだりしている。意図は分からないが、オリンピックにちなんだ街頭演劇みたいなものだろうか。川はぼくの手前で直角に左へカーブしている。

投稿者 isshiki : 10:48 | コメント (0)

2022年03月08日

3月8日の夢(文化祭準備)

 明日から文化祭なので、ぼくはその準備に忙殺されている。自分が普段ルーティンでこなしている業務以外に、文化祭のDJチームのための台本書きなど、ぼくなしではできない仕事が多いので、時間がいくらあっても足りない。夕刻になっても仕事が終わらず、準備が行われているビルの屋上とオフィスとを何度も往復する。
 しかし退社時間頃、もう一度屋上にのぼってみると、もう誰もいない。みんな文化祭の会場の方に行ってしまったのだろうか。ぼくももう退社しようと思う。明日からの連休は文化祭期間で会社は休みなのだが、文化祭当日もぼくが必要とされる仕事がいくつもありそうだ。休日出勤をした方がいいかもしれない。

投稿者 isshiki : 18:22 | コメント (0)

2022年03月03日

3月3日の夢(実家に泊まる)

 浜松で詩の会合がある。ロビーでは中高年の女性詩人たちがおしゃべりしている。ぼくは彼らの間をできるだけ話しかけられないよう、適当に会釈だけしながらうつむき加減で通り抜ける。一度会場から外に出て、正午ちょうどに会場に戻ると、入り口で妻がぼくを待っていた。ぼくは「浜松に来たのだから、1000円のうな丼定食を食べに行こうね」と言って、二人肩を並べて街に出る。交差点は春の日差しで眩しいくらいだ。
 
 ぼくの名古屋の実家に妻と、もう一人の知らない眼鏡の男性と一緒に泊まりに行く。夜遅かったので、両親と祖母は六畳の座敷で寝ていたが、祖母が襖をあけて顔を出した。ほかの部屋に一人一部屋で泊まろうと思い、眼鏡の男性は玄関部屋、妻は3畳間、ぼくは昔の子供部屋で寝ることにする。でもぼくと妻は子供部屋で二人で寝てもいいのではないか。そう思って、子供部屋のドアを開けると、そこにあったはずの作り付けのベッドはなく、普通の和室に変わっていた。

投稿者 isshiki : 17:23 | コメント (0)