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2006年11月23日
¥550の幸せ。
なんだか年末っぽくなってきましたね。
今日は借りていたDVD「メゾン ド ヒミコ」を返すために
(思いがけずいい映画で細野晴臣の音楽も繊細でざわざわと耳や体に残ります)
TSUTAYAへ行って、久ーしぶりに雑誌を買いました。
私は昔からあまり雑誌を買わないので珍しくはないのだけれど
最近の女性誌の多さにますます雑誌離れは進み、
雑誌を買ったのは1年以上ぶり………か?
買った雑誌は「ku:nel」。この雑誌はあまり新しいものが出てこない。
どちらかというと使い込まれた場所や少しくたびれた物、
時にはごつごつとした魅力的な手をした人が出てきたりする雑誌です。
写真なんかは見ているだけでいい。
今回購入の決め手は佐藤さとるの写真と記事、それと佐野洋子のエッセイ。
たぶんこの内容で買う人はあまりいないね。
佐藤さとるは私が子供の頃、一番好きだった本「だれも知らない小さな国」
(コロボックルと1人の少年の話)を書いた人。初めてお顔を拝見しました。
関係ないが、私のアマガエル好きはこの本から始っています。
佐野洋子は本業は絵本作家だけれど、
この人の書くエッセイは辛口でゲラゲラと笑えて面白い。
今週末も雨みたいだし、時には雑誌もよかですな。
生け花ではなく、生け野菜。
ブロッコリーは私の顔より大きいサイズです。
にんじんのこのむっちりとした感じがたまりませんね(笑)。
こんなにお安くて申し訳ない感じです。
2006年11月12日
秋の初さんま。
朝から外へ出る度に空を見ていた。
パキッとした張りのある秋空。
その上、1日中、雲が全くなかったっけ。
最近、空の話題が多いのを
多少気にしてはいるもののついついね。
夕方、庭で本を片手にさんまを焼きながら
上っていく煙にまた空の青を見る。見愡れるねぇ。きれいだねぇ。
もうもうと上がる煙の中で読み始めた本2冊。
辞書並みの分厚さで手強そうな京極夏彦の「狂骨の夢」と
トルーマン・カポティの「冷血」。
どちらもちりちりと焼けるさんまの横で
読む本ではないことに気付く(笑)。
ちょっとだけ、ジャイアン参上(か?)!
ヤツもこの1年で大人になったのか
人間の姿に敏感になったようで
柘榴の木からこちらを観察していた。
わかっているものの、ちょーっと寂しいのである。
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2006年11月05日
無防備な後ろ姿。
この姿を見て瞬時に浮かんだ映像は
電車のつり革を掴んで寝ているサラリーマン。
全く器用に眠るカエルである。
太陽と青い空をバックに1日中この姿で寝ているカエルに
うちの家族は笑っている。もちろん、私も。
そういえば今朝、赤くなってきたピラカンサの実の隙き間から見えたあの後ろ姿、
“ジャイアン、再び”かもしれません。
2006年11月04日
秋か、春か、それとも夏か。
青く高い空、ブラウン系の景色の中心に見つけたビビットな黄緑色。
そこには3cmほどの丸々としたアマガエルが朝寝中。
日射しや風をほどよく避けた枯葉の屋根に
寝心地のよさそうな枯葉のベットとは
なかなかやるな、お主、と思いつつ見上げてみる。
今年は沢山のアマガエルが登場し、
前回が最後と思っていたのにまだまだ元気に活動中です。
今は11月、そろそろ冬が近い(はず)。だけどどうも暑い。
近くの桜並木にはちらほらりと咲く桜を見るし、
庭にはテッポウユリが今日も華やかに咲いている。
私は今日も短パン、Tシャツに裸足という姿。
人間の世界では忘年会だとかクリスマスだとか
年末に向けて季節は賑やかに加速しているというのにねぇ。
ざくろの赤い実は鳥も食べないほどすっぱいアセロラのような味でした。
たぶん、ビタミンCは豊富(?)。