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2007年05月13日
アシュケナージの音楽。
この半年くらいで私のCDケースは
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」が3枚になった。
もちろんすべて演奏者、指揮者が違う。
指揮者や演奏者が違うとこうも違うのかとびっくらこん。
クラッシック恐るべし、自分の好みの1枚を選ぶのは大変だ。
ちなみにこの3枚の中ではアシュケナージのピアノが一番。
形を変えながら流れていく水みたいにきらっきら光ってて、
ピアノが音の玉みたいに転がっていくんだよなぁ。ブラボ。
ふと彼はどんなふうにピアノ弾くのかねーと考えていたら、
偶然にもNHKの番組でN響率いて今度はタクトを振っていた。
小柄で白髪、ちょっと神経質な感じにタクトを振る指揮者と
繊細で雄大でもっちりしたあのピアノの音色とは
どーもしっくりこないのである。
今日は母の日ですな。
日頃の感謝は色々なビールに込めて。
そして赤いカーネーションの代わりに
今朝の採れたてでも添えておくかな。
2007年05月05日
気付けば5月。
今朝は激しい雷に睡眠を邪魔されて、ざばざばと降る雨に
窓から見えるこいのぼりもなんだか情けない。
嵐のような天気に鳥や蛙が声をひそめても
日向夏の花の強い香りだけがどこまでも漂っています。
毎年のことですが人が多いこの時期はどこにも行かない私です。
そんなゴールデンウィークも明日で終わり。
残りの休みは久々に分厚い本を読もうと選んだのは
レイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」。
探偵小説です。既に半分以上読んでいるのに
後の展開も最後がどうなるのかも全く予想がつかない。
翻訳は村上春樹。作家の力なのかなぁ。
初めから日本語で書かれたような違和感のない表現に
1ページ1ページ面白く読み進んでしまう。
タイトルになっている“The Long Goodbye”はどんな“さよなら”なのか
ゆっくり読みたいような早く結末を知りたいようなそんな本です。
平行して読んでいるのは石田衣良の「骨音」(池袋ウエストゲートパーク3)。
このシリーズもあと1册読んだら全部読んでしまうことになる。
“池袋”という小さな世界の話は汚れていそうで意外に清々しいのです。
そういえば今週水曜日、招待券をもらってしまい、
観る予定もなかった「東京タワー」観てきました。
ドラマ化されたり、今度は舞台化もされるらしいけど
たぶん映画が一番原作に近いのではないかと思います。
オダギリジョーと木樹希林の衣装がとてもよいなーと
本編とは関係ないことに感心して映画は終了したのですが。
明日晴れたら庭のフキが食べ頃なので
そろそろ収穫をと思っています(^o^)。
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