2009年07月02日
「The Reader」。
このタイトルのほうがずっといいと思うのだけど
邦題を付けられるとビジネスとはいえ
なんか甘ったるくてやぼったくなる映画のタイトル。
先日、「愛を読むひと」を観てきました。
この邦題からすると恋愛映画の要素しか伝わらないので
観る前はちょっとなぁと思っておりましたが
恋愛映画と観るもよし、人間ドラマと観るもよし、という映画で
なかなかしみる映画でした。
個人的に残念だと思うのはラストシーン、父と娘のシーンは
会話も含め、無いほうがよかったのではないかなぁと……。
カチッと収まり過ぎのような気がねぇー、するのだよ。
とはいえ、監督はあの「リトルダンサー」と同じS・ダルトリー。
この監督は心のひだひだを映像にするのがとても上手だなぁ。
不覚にも久しぶりに映画館で数回涙をこぼしてしまったよ。
2時間ちょっとの時間が気にならず、エンドロールまで観た映画は
久しぶりだったのでこの1本オススメしておきたい。
“いくり”という桃を知っていますか?
この実をつけると見事に真っ赤な色がついた飲み物ができます。
今年初めて梅とこのいくりでお酒をつくってみました。
予定では梅雨明けくらいにおいしく出来上がるはず。
投稿者 jinbei : 2009年07月02日 16:22
コメント
「いくり」と言う呼び方を懐かしく感じました。この辺りではそう呼ばないようです。「すもも」と言っている気がします。(ちょっと自信ない)というのも杏[すもも]の実は別にあると思いますから。同じに扱っているのかな。これから気をつけておきましょう。
皮は鮮やかな紅なのに身は黄色、おいしそうなのに余程熟れていないと酸っぱいですよね。
広辞苑で見るとちゃんと出ていて、漢字は郁李、庭梅[にわうめ]の漢名だそうです。
私の出身は九州です。
投稿者 kinu : 2009年07月03日 10:45
「いくり」って地方ならではの呼び名と思っていましたが
漢字まであったなんて知りませんでした。
「いくり」は皮も赤黒いですけど、中も真っ赤なので
たぶん、すももとは違うのではないかと思います。
それにかじってみると皮が分厚くて
なんというか野生的な味がするんです(笑)。
子供の頃、おばの家に行くと毎年このいくりジュースが作ってあり
すごく美味しかった思い出があるのです。
それを思い出して、今年は作ってみたのですがさて美味しくできるのやら。
とはいえ、子供の頃と違ってアルコール入りなので
私にとってはそれだけで充分美味しいのかもしれませんが……(笑)。
投稿者 jinbei : 2009年07月03日 13:04
そうそう皮が赤黒くて、中も真っ赤なのもありますね。それと皮が赤くて、中身が黄色いのと、2種類ありました。李は、それらとは違っていて、全体が橙色ではないでしょうか。
ときどきこちらでもその「いくり」がでて来ますので、今度見かけたらアルコール入りで作ってみようかな。
ルビーみたいな色になりそうで、気に入りました。ルビーは7月の誕生石です。
投稿者 kinu : 2009年07月04日 10:20