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2005年10月04日
私の散歩道
最近医者から骨ソショウ症だと言われ薬を飲んでいて、出来るだけ運動をするようにとも言われるので、家にいるときはなるべく散歩をすることにしました。
今は夕方日が暮れる前の2〜30分、裏山の六国見山に登ってきます。ちょうどその時間は犬の散歩の時間でもあるようで、犬たちに会えるのも楽しみです。今日は5,6頭グループとなって歩いていくのにぶつかりました。縫ぐるみのように可愛らしいプードルや小型のコリーや、柴犬や、目だったのは耳がぴんと立ったドーベルマンなど。最近はいろいろな小型で珍しい種類の犬なども見かけるようになって、まさにペット大国になったなーと思います。私の目には先ず犬が見えて、人間の姿はあまり見えてこないのです。だから、あ、あの時の犬だな、と思っても綱の先にいる人間がどうだったか覚えていません。「こんにちは」と犬に言い、触らせてもらえると嬉しくなります。
さて犬とは別れて、六国見の細い坂道にかかります。なぜか最近ススキが多くなった感じがします。小暗い杉林や藪の道を登るとすぐ頂上。遠くの海も空も灰白色に曇って、大島の影も見えません。下りは貯水所に至る別の道をたどって、階段を下ります。その途中に一本だけすっかり紅葉した樹がありました。ハゼの樹です。桜はまだところどころが黄色という段階です。
住宅地を歩いていると、金木犀の香が漂ってきます。我が家の金木犀は、2年前に大きく切り詰められてしまったので、今年もまた花は望めません。
遠くにちらちらと灯火が点りはじめました。これからはだんだん日が短くなっていくでしょう。
投稿者 kinu : 2005年10月04日 21:16