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2012年05月30日
メタボのメダカの死
2年ほど前から、メダカを飼っている。駅に行く路地にメダカを飼育している家があって、そこから譲り受けたヒメダカである。
最初私の失敗から何匹も死なせたりもしたが、夏場に沢山子どもが産まれ、それをお隣さんに分けたり、それが増えて、こちらが冬場にいなくなって貰ったり、いろいろなことがあったが、小さくても、というより小さいから尚更、命というものの不思議さとそれを眺めることでの安らぎ、愉しみを覚える。
ところがである。2匹だけ残って冬を越し、昨年大量に繁殖したお隣さんからとりあえず2匹だけもらった現況であるが、わが家の1匹のお腹がとりわけ膨れていることに気づいていた。
訪れた宅配のお兄さんも、玄関わきのその大鉢を覗き込んでいるので、「メダカを飼っているんです」というと、「へえ、金魚かと思った」などという。確かに小さく細身の金魚ならそのくらいのもいるかも…。
卵を抱えているかと思ったがそうでもなさそうで、お隣さんとも「メタボ」と名付けて話題にしていた。
そのメタボが、昨日横になって水面に浮かんでいた。やっぱり…。
だが、まさか実際にメダカがメタボのような症状を起こすとは考えていなかった。
そして最近、暖かかくなったし、若いメダカがやってきたので、エサを与えたりもしていたが、それを若者よりも先にパクパクやるのも彼(?)だった事を考えると、まさにその肥満が死に至らしめたのであろう。これもわが責任だと大いに反省しているが、メダカがメタボになるなどとは、ほんとに思っていなかったのである。
投稿者 kinu : 2012年05月30日 17:35