« 猛暑の台峯歩き | メイン | 映画『東京家族』を観る »

2013年10月20日

台峯歩き、又もや雨。

 先月に続いて今月もまた雨になってしまいましたが、「台峯歩き」の理事の方たちはこういう日も集まって、いろいろ話し合っておられることでしょう。でもこんな風に続いてダメになる事はこれまではなかったようで、偶然とは言え最近の異常気象についてつい思いを馳せてしまいます。台風26号の伊豆大島に与えた甚大な被害、またもや同じコースで近づいている27号など、自然というものの非情さや理不尽さを思わずにはいられません。
 特に今年は災害が次々に押しかけてくる感じで不気味ですが、今日の朝刊に「デザイナーベビー?」という見出しで、これがアメリカで特許が認められたと報じられていて、これも言いようもない不気味さを感じました。
 これは親が好む遺伝子で望みどおりの子どもを造る技術で、これができれば日本人でも「青い目の金髪」の子どもを産むことができるという事。もちろんこれは癌のリスクが低いような…などの利点を考えたからだとしても、まさに遺伝子という生命の究極にまで人は手を付け始めたという現実です。当然「生命への冒涜」と科学者からも批判が出ているのしても、「進歩」を目的とするのが科学である限りこれを止める力はないでしょう。
 理想的なクーロン人間ばかりが住む世界など私は暮らしたくありませんが、自分の欲望によって「自然」に手を付け始めた人間の行き着く果ては結局そういうものにならざるを得ないものか…、災害が次々に起こるのも、自然からの報復かもしれないと思うと暗澹とした気持ちになります。
 とにかく伊豆大島が27号の被害からどうか免れますようにと、ただ祈るだけしか私にはできませんけれど…。
 

投稿者 kinu : 2013年10月20日 16:53

コメント

コメントしてください




保存しますか?