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2006年01月13日
「ヒポカンパス詩画展」
展覧会の搬入まであと一週間。 こんなこと書いてていいのか、、と思うのだけれど。
「漂流する恒星」の小さなエスキース20点を最初に描いたのは ’04年の8月。 それまでは120号〜150号位の比較的大きな作品を時間をかけて描いていたので、20号〜30号という大きさに慣れるのに年内かかってしまった。 要するに何をやっても気に入らない状態が続いた。
でも ’05年の1月にやっと突破口を見つけて、それからは1ヶ月2点のノルマを課して、描き続けた。 時々失敗しながらも、、東京の街のあちこちに、白衣を飛ばしたり、落下させたり、綱渡りさせたり、、最後はふらふらの自分そのままに、歩かせて、、それも、そろそろ終りに近づこうとしている。
秋〜冬にかけて、それまでの作品に、岡島さん、水野さん、相澤さんが詩を書いて下さった。そしてそれを大杉さんが編集して下さったのを、先日、初めて見た。 詩と絵が、お互いの境界線を越えるのではなく、それぞれ単独では行き着かなかったまったく別の世界に行くのだと分かった。
「ヒポカンパス詩画展」、ぜひ見て下さい。