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2005年08月04日
絨毯爆撃の夢
戦後生まれだから戦災体験はないのに、なぜか昔から戦争もどきの夢をよくみる。(もっとも最近は夢自体覚えていることが稀だけれど)
今朝は妙に生々しい、というか正夢風の夢をみた。実際に戦災体験のある上の世代には顰蹙ものかもしれないが…
○8月4日朝の夢 絨毯爆撃
工場で作業をしている。目の前には、幅1m以上、長さがずっと先まである紙のような布(絨毯?)のような物体があり、手前の端にさらにその物体を継ぎ足す作業をしている。どうも兵器をつくっているらしい。何の兵器かわからないが。コンテンツ?という声も聞く。
近くにいる敵を攻撃しようとしているらしいがなかなか作業がはかどらず、親工場が業を煮やして「こっちから攻撃するから巻き添えになるので逃げろ」と指令があり、われわれ仲間5〜6人はあわてて工場を出、坂道を転がるようにして逃げる。後ろで爆発音があり焦りまくっているところでT字路にぶつかった。仲間は左側に折れたのだがわたしだけはなぜか右側に折れ必死に逃げる。爆風が追いかけてきて、それといっしょに色、柄とりどりのパッチ模様のあの物体がうねるように押し寄せてきた。その隙間をぬってひたすら逃げているうちに突然部屋にぶつかった。
その部屋にどうにか逃げ込みしばしホッとしていると、誰かがドアをたたく。
開けると仲間がふたり入ってきて「無事でよかったな」と肩をたたきあう。「それにしては早かったな」とわたしが言うと、仲間は「もう2年過ぎたが」と言う。2年?あとの数人は?
そこで目がさめて、その数時間後知人から電話があった。「しばらくだね」と言いながら、夢を思いだす。あっ、そういえば2年ぶりじゃないかと。嘘のようなホント。
投稿者 oqx1 : 2005年08月04日 19:25
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コメント
この夢のはなしはとてもリアルで体験しないことが書かれているのに、不思議でした。夢というのは、もし海をみたことがないひとが海のことをみたとしても、本や映画でみたことや、人からきいたことや像像力のすべてか゛総合してにじんでいたりするので、詩とおなじで非常にリアルなものなのだと、改めて感心しました。ランボーの「酔いどれ船」はランボー自身が酔いどれ船になるわけですが、この夢は、夜の爆撃自体が夢になっていて、本当にこわかったです。映画「スターリングラード」みたいです。それから、このブログはある程度なんでもありなんだなと思ってうれしかったです。
夢によって、人間はあらゆる瞬間を生きる事が可能になるのですね。
投稿者 白い道 : 2005年08月05日 05:00
夢を楽しめれば人生2倍楽しめる、なんて誰かが言ってましたが、いわんや悪夢をやですね。「酔いどれ船」また読み返してみます。
投稿者 oqx1 : 2005年08月05日 17:32