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2010年05月12日
詩は好きだ、から書かない、こともあったりする?
このところ、唯物論者とかリアリストとか公言したり図に乗ったり(昔からだけどね)してたのが怪しくなってきて、なにかぼんやりとりとめのない浮遊状態になっていた。
ぼくは詩というのに触発というか挑発されても、だからといって反応はしても自分でその反応をコトバにする初動はない。いや、ビジュアル化は好きで水野るり子さんの詩や淵上熊太郎の詩には迷惑なくらい反応した。
そのあたりがいつものなりゆきだけど、このごろそこにココロというものがいたくシンクロするようになった。
というのは、aoiuemさんの杖や星笛館さんの帚のせいもあるが、谷川俊太郎さんと淵上熊太郎、そこに楠かつのりさん(「詩のボクシング」の黒幕)が加わった'95〜6年頃ぐらいに撮ったらしい、あるビデオの記録をデジタル化してくれってことで、門外漢なのに関わってしまったからだ。
10年以上過ぎここにきてはじめて見たんだけど、3人それぞれ屈託のない発言が自然に映し出され、とても愉快で共通感覚を目覚めさせてくれたのだった。
DVDはようやくなんとかまとまった、が、その記録はずっと公開されていなかったものだ。別にマル秘とか門外不出でもないらしくご希望の方にはお届けしてもよいと。著作権のようなものはあるかもしれないがあまり気にしてなさそうだ。なにより詩人という存在の根拠のようなものがそこはかとなく伝わる。そうとう面白い記録だ。ご興味があったらご一報くださいませ。お届けします。
投稿者 oqx1 : 2010年05月12日 04:25
コメント
DVD1つお願いします。
詩のボクシング1回九州で出ました。
社会派が頑張っていたので、高野聖を元にした怪奇幻想詩で強い台詞の入った私の詩は、それっきり呼ばれなくなりました。
興味のない人からは不真面目に見えるのでしょうか。
日常をはっきりしっかり認識するために、異常世界を探索するので、日常はかえって落ち着いていてごく普通の生活を送っていて、とても人当たりはいいと思います。
普段自分は正常だと思って、真面目なことしかできない人は、免疫がないので、かえって人の見ていないところで、異常なことや意地の悪いことをする人が多いです。
投稿者 星笛館主 : 2010年05月16日 15:44
星笛館さんのマイブログのほうへ返信しました。
投稿者 Oz : 2010年05月16日 16:59