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2010年10月14日
、や 。
郷愁とか住処とか行方とか迷路とか着信とか兎年とか銀河とか、
いろんなことがらがサイトのあちらこちらで浮かび彷徨った。
たぶん月が指さしている方向なんだろう。
狂ってなくちゃ面白くない。笑えなくちゃつまらない。
スタンリー・キューブリックやテリー・ギリアム、北野武の映画
エリック・サティ、中島みゆき、村上春樹、稲垣足穂、ボリス・ヴィアン
大まじめを見せられながらどこかクスクス笑ってしまう。
そんな指向がいつからか穴のように居座ってしまった。
その穴には詩や句や広告文案といったものも沈んでいる。
詩や俳句で「、」や「。」を見たことがない。
ふつうそれは記号あるいは呼吸の印にしかすぎない、と思うけど、詩人や俳人はそこに深い井戸か穴を幻視し糸を垂らし辿り降りるものだろうか。だから( 、)も( 。)もいらない、のか。
音楽というか楽譜には( 、)や( 。)に相当する記号がたくさんある。
エリック・サティの曲だと思いこんでいた、ヤン・ティルセンの曲は何度も聴いたような記憶があるのに、どんな記憶だったか思いだせない。( 、)や( 。)みたいのがいっぱいある。
たぶん郷愁とか既視感のせいだろうと思うけど、フォークロアというのはどこに生まれ住んでいても地続きなんだと気がした。
ほんとうはどこかで跡形もなく聴いたのかもしれない、が
と、つづく
投稿者 oqx1 : 2010年10月14日 04:26