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2012年04月26日

フラッシュバック 3)

小沢一郎氏が無罪になった。
この期に及んで、マスコミが相変わらず自分たちに都合のいい判決要旨の一部や、街の声を拾っては正当化を図ろうとしている。裁かれるべきは自分たちであることがまだわかっていない。

こんな無法な裁判の片棒を担いできた新聞、テレビといったマスコミ、このものたちに処罰を下さねば不公正であると、当人はもちろん、初めから疑義を呈してきた人間なら誰しも思うだろう。
えん罪をなくせという一方で、検察のねつ造、リークを垂れ流し、あまつさえ推定(推認)有罪を助長までするマスコミ。
だが、結論は曲がりなりにも出た。日本の司法をはじめとする官僚組織の腐敗、その太鼓持ちと化したマスコミの悪辣、卑劣。それらがあらためて世間の知るところとなった。

新聞、テレビの報道をまにうける者はいよいよ少なくなるだろう。
そこに現われない声にこそ真相があると誰もが気づきはじめている。
睡眠剤の薬害問題もそうだ。
この問題は深刻な事実として広く蔓延しているにもかかわらず、マスコミに浮上することはほとんどない。
医療現場と製薬業界、それを指導する医療行政、そしてマスコミが一体となって隠蔽に加担しているからだ。公然の秘密とはこういうことをいうのだろう。

だが、いずれ真相は浮上する。そのときマスコミは存在するだろうか。

つづく

投稿者 oqx1 : 2012年04月26日 20:47

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