2005年09月18日
キリンの星
ちょっとした買い物で横浜橋商店街まで夕方出かけたら、偶然お三の宮の大祭の日。
次々と御神輿が出てにぎやかだった。目の前でわっしょい、わっしょいやるのを、身をよ
けるようにして眺めるのは久しぶり。景気がよくて楽しい。今日は十五夜だ。ついでに
花屋さんでススキや吾亦紅やとリンドウなどを買ってきて、きぬかつぎ、枝豆、ゴマ豆
腐などならべ、バルコニーに出て中秋の名月に乾杯。
そういえばいつかこんな月の夜に、わたしは一頭のキリンと道行きしたような気がする
けれど…。
キリンの星
キリンがある日やってきて
いっしょに歩いていこうといった
青いもやの立ちこめる
キリンの星のたそがれに
キリンはかなしい思い出を
心の底にかくしてた
二人で荒野を行くときは
月がランプをともしてた
キリンはとてもやさしくて
わたしに腕をかしてくれた
だれも人の見ていない
海辺のベンチで休むとき
キリンと旅をすることは
とてもたいへんなことだった
だけど二人は夢を見ながら
おんなじ背丈で歩いてた
キリンは何も話さなかった
わたしは何もたずねなかった
けれど二人は愛し合った
遠いはるかな星の上で
(作曲:淡海悟郎、 詞:水野るり子)
投稿者 ruri : 2005年09月18日 22:11
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コメント
キリンって、とってもやさしい目をしていますよね。
月のランプもすてきですが、もっとすてきなのは、キリンと同じ背丈で歩き、何も話さないで、何もたずねないで愛し合えることです。今日は森の遊歩道を歩いて、たぬき氏(?)に会いました。でも、わたしの顔が恐かったのでしょうか。素通りされてしまいました。
投稿者 青リンゴ : 2005年09月19日 19:11