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2006年03月18日
二人展
横浜詩人会の弓田弓子さんと坂多瑩子さんのお花と画の二人展を新杉田まで見にいった。とてもかわいくておしゃれなスペース。コーヒーもおいしかった。
坂多さん製作のお花は、あれはフラワーアレンジメントというのでしょうか。ファンタジックな小宇宙を想わせるオブジェたち。小さな椅子の上に、あけがたの夢の名残が花のかたちで残っていたり、そのかたわらに、やはり小さい詩がつぶやきのように置かれていたり…。
一方弓田さんの画の野菜たちは、ナスも玉ねぎもユーモアをにじませながら、結構まじめな表情を見せ、どこかで見かけた隣人のような親しみを感じた。花瓶や壷の絵も好きだった。その輪郭が大気と触れ合い、溶け合い、懐かしい存在感を持っていて。いいなあ…と思った。
それから弓田さんとしばらくビールを飲んで話をした。一度飲もうね!と言い合ってから、何年たったことだろう。それなのに思いがけない場面でこうして会って、親しく話し合うことができて嬉しかった。最近急逝された水橋晋さんのことや、女性詩の現在のことなど、かなりまじめに、話し合った。初めて二人で飲んだのに、以前からの友人のように親しく思えたのは不思議だ。
投稿者 ruri : 2006年03月18日 22:27
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コメント
わたしも、読書会で横浜滞在中に、この二人展を見に行きました。お二人とも、詩とのすてきなバランスを展開されていて、楽しませていただきました。心地のよいお店で、また、訪れることができたらいいなぁと願いつつ、ホテルに帰ってきました。
投稿者 青リンゴ : 2006年03月26日 14:17