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2007年09月08日
キアゲハ1ダース
昨日7日、例のイタリアンパセリの鉢に、キアゲハの幼虫が孵化しているのを発見! これは9月1日にバルコニーに舞い戻り、自分の育った古巣の鉢に産卵した(と書いた)例のキアゲハの子どもたちだ。6日の深更からの関東直撃台風の通り過ぎたあと(7日の午後)に、鉢をのぞいたら、3ミリくらいのゴミみたいな茶色い虫がイタリアンパセリの茎のあちこちにくっついているではないか。嵐といっしょに生まれたんだ!と生命力の強さにびっくり。
けれどまたこれからの食草の心配がつきまとう。どうやら1ダースはいるようだ。(そういえばあのときキアゲハは10回くらい産卵の行動をくりかえしていたっけ)。母親のサナギの殻がまだ残っている小さな鉢に1ダース!これはなんだかオモシロイ。
これから脱皮を繰り返して、あの一人前の青虫にまで育つのが何匹いるか分らないが、すでに今朝見たら大きいのは5ミリくらい。でも小さいのは3ミリくらいとその差は大きい。せっかく里帰りして産み落とした子どもたち。せめて1匹や2匹は羽化まで育てばいいけれど…。なにしろ200匹に1匹の確率と知ってみると。
投稿者 ruri : 2007年09月08日 11:12
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コメント
嵐といっしょに生まれた子供たちの、素晴らしい生命力に驚きました。それにしても、200匹に1匹の確率とは、厳しい自然の摂理のなかに生きているのですね。故郷で人間のおかあさんに包まれて、しあわせなスタートが切られた感じですが、水野さんの環境作りとお世話が、また忙しくなりそうですね。前世は、キアゲハだったのでしょうか?
投稿者 青リンゴ : 2007年09月08日 14:14
前世がキアゲハだったら…すてき。そうだとしたら、どんな葉に産み落とされたキアゲハだったのか…。ニンジン?パセリ?セリ?やっぱりイタリアンパセリだったのかな。羽化してからはアザミの花の蜜などがお気に入りとか。
今度はあんまり世話しないで自然に任せようかなと思いつつ、ついつい日に何度ものぞきにいってしまいます。小さいのから自然淘汰されていくみたいです。数えるといつのまにか少なくなっているので。
投稿者 ruri : 2007年09月09日 10:32