4月30日の夢(かゆみ止めは要らない?)

 どこかのターミナル駅。新宿駅南口がうんと田舎の駅になった感じ。これからぼくは千葉の方へ出張するので、東武電車に乗り換えようと思ってバスネット(東京地区の私鉄用)カードを探す。胸のポケットにいつも一揃い入れているさまざまなカードの中からパスネットを探しだし、右手に持って改札口に進むが、気がつくといつのまにか手からカードが消えている。どうしたのだろう? と、慌てて胸ポケットをもう一度探すが、見つからない。次に鞄をおろして、道路に置き、座ってごそごそ探す。すると、ぼくの後ろにすっと一人の若い女性が立ち止まった。振り返ると、彼女は「あの、これ、かゆみ止めがありますが」と言って、ぼくに塗り薬を差し出す。驚いて「いりません!」と答えると、彼女は黙って立ち去る。ぼくは自分がもう一つ鞄を持っていたことに気づき、そちらの鞄もごそごそ探すが、やはりパスネットは見つからない。考えてみると、鞄を二つも持って出張に行くのはいやだ。「こんな鞄要らないや!」と言って、一つの鞄を路肩に放置されているソファーの上に捨てて出かけようとするが、本当に大切な書類が入っていたのはそちらの鞄の方だったと思い出す。

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