5月8日の夢(小林亜星と便器付きデスク)

 仙台駅の新幹線ホームに座っている。次々と目の前に列車が到着するが、ぼくの乗る列車はずっと夜遅くの発車なので、見送り続ける。そのうちの一つの列車から、見上げるような大男が降りてきた。作曲家の小林亜星氏だ。ホームに降りたとたん、ぼくの目の前で何かに頭をぶつけて、「いてーっ!」と叫ぶ。思わず目が合って、会釈すると、向こうもぼくに会釈を返して立ち去る。
 ビルの中で便意を催す。ドアを開けて、よその会社のオフィスに入る。大学の階段教室のように、床は前方に向かってなだらかなスロープになっており、そこに点々とデスクが置かれている。社員が在席するデスクもあれば、無人のデスクもある。これらのデスクはそのまま便器にもなっているので、空席のどれかに腰掛けて用を足そうと思って入ったのだが、さすがにスロープの上からみんなに覗かれるのは恥ずかしい。あきらめて回れ右をし、ドアから外に出る。

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