5月16日の夢(引き継ぎ)

 二人の前任者から仕事を引き継ぐことになった。前任者は初老の男性と、若い女性だ。二人とも仕事に付加価値をつけて、他のライバルたちから差をつけている。男性はおまけとして、男の子が喜ぶようなミニチュアの建築用鉄骨の模型をつけている。また、女性は文章に独自の工夫を凝らしている。ぼくは二人の仕事の長所を踏襲しようと思う。だが、言葉での引継はしないまま、交替の時間が来てしまい、見よう見まねで二人のやり方を引き継げば多分大丈夫だろうと考える。
 仕事を終えて、駅に行く。駅の構内には中二階のようなところに一軒だけ、レストランがある。そこに勤め帰りの人たちが一斉に詰めかけ、たちまち長蛇の列ができた。ぼくは幸い、比較的前の方に並ぶことができた。店内を覗くと、本当に超満員だが、それでも少しずつ列は進んでいるし、レジで支払いをすませて帰っていく人もいるので、このままここに並んで食べていこうと思う。

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