7月2日の夢(コウモリ男)

 バットマンのようにコウモリの翼をつけて、大空を飛行している。だが、これは未来の自分の姿で、ぼくはそれにチャネリングしているだけだ。同じような翼をつけたコウモリ男が、空を滑走してきて、ぴたりとぼくの傍らに並んで飛ぶ。やつは男のくせに、ぼくに懸想しているらしく、ぼくが空を飛ぶといつも現れて、一緒に飛ぶのだ。体を寄せてくる男がぼくはとても気持ち悪いので、チャネリングを切って、現在の自分に戻る。現在の自分は部屋のベッドの上だ。だが、うっかり掛け布団の中に腕を突っ込むと、見えなくなった腕の先だけが未来にチャネリングして、すっぽりコウモリ男の唇におおわれてしまったのを感じる。うえーっ、気持ちが悪い! ぼくはオカマ・コウモリ男の口から腕をもぎはなそうと振り回すが、タコに吸い付かれたみたいで、ぼくの腕を男の口から抜くことができない。

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