10月7日の夢(もらい泣き)

 会社にいるはずだが、ここは普通の民家のようだ。どうも京都の古い家らしい。住人たちはいかにも「おばさん」という感じの女性たちだ。二階に上がり、部屋にあったものを片づけたり、自分の持ってきたものを置いたりするうち、そこにあった洗濯物と、ぼくの持ってきた服がごっちゃになってしまう。まだ朝早いため、同僚たちの姿は見えない。
 やがて出勤してきた同僚たちと会議をするため、別の部屋に移る。その部屋にはたくさんの若い大工たちがいて、昔ながらの鉋がけなどをして、せっせと働いている。
 いつのまにか街路を歩いている。若い女性社員が歩きながら、「忙しくて忙しくて、休日出勤しなくちゃいけないわ」と泣き出す。それを見て、街中の人たちがもらい泣きをする。ぼくももらい泣きするうち、わーわーと大泣きしてしまう。

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