12月9日の夢(夢から覚めた夢)

会社か学校の旅行で小田急線に乗り、伊豆に向かっている。だが、伊豆にはどうせ6時くらいにしか着かないので、途中でワープして自宅のあるマンションに戻る。だが、自宅には寄らず、マンションから道路を隔てたところにある集会所に直行し、そこのトイレに入ろうとする。ちょうど婦人会の奥さんたちの会合が終わったところで、トイレには奥さんたちが何人も行列している。ぼくも列に並んで、何番目かにトイレに入ると、中は畳敷きのかなり広い和室で、あちこちにガラス製の壺がいくつも置かれている。それが便器らしいが、既にあまりに沢山の人たちが利用したので、みんな黄色い液体がなみなみと溢れんばかりで、中には畳に大量にこぼれて水たまりになっているものもある。そのできるだけ少な目の壺におしっこをし、さらにうんちもして、「ああ、すっきりした」と思って、外に出る。すると、集会所の係のおばさんが怖い顔でぼくをにらみ、「一人で7分もかけるなんて」と、ぼくをなじる。慌てて逃げるように外に出る。もう夕闇が立ちこめている。そろそろ列車が伊豆に着く頃だ。自宅には帰らず、このまま列車にワープしようとする。
 そういう夢を見ながら眠っていたのだが、北の部屋のドアがあいて、人がその部屋に入ってきた音がして、目が覚める。変だな。ぼくの寝ている部屋の北側には部屋なんかなかったはずだが、と疑問に思い、起き上がって、障子の破れ目から覗いて見る。するとそこにはキッチンがあって、後ろ姿なので母だか妻だかわからない若い女性がエプロンにスカート姿で、たくさんの花を花瓶に活けている。昨日、ぼくが貰って、家に持ち込んだ花束らしい。そういえば昨日食べた弁当箱をまだカバンに入れたままで、ご飯がこびりついたままだ。早く起きて、それを洗ってもらわないと怒られるなと思う。それにもう7時半だから起きなければ・・・と思って起き上がって、時計を見ると、まだ6時だった。

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