12月13日の夢(猛煙)

 どこか地方の都市へ旅行している。京都かもしれない。突如、大事件が勃発する。遠くの山の斜面に立っていたビルの窓から煙が噴き出し、あっという間にビル全体から猛煙が立ち上り始める。さらに、煙の尾を引いて、そこから四方へ飛び出していくものがある。ミサイルだろうか。こちらへ飛んできたらアウトだなと覚悟するが、幸いそんなことは起こらない。
 逃げようとして、ぼくは塔のようなものによじ登ったり、墓地をさまよったりする。墓石の上を歩いていたら、お寺の住職と鉢合わせした。こりゃ、まずい。でも、こんな大事件が起きている中だから、勘弁してもらおうと思う。それにこんな状況の中で、ぼくが指導者としてみんなから期待されているという気がする。その一方で、この事件を起こした張本人はぼく自身であるような気もする。
 場面が変わって、ここは中国だろうか。大きな硯が置いてある部屋。そこで黒い男と白い男が組み合って、くるくると巴のように回転しながら闘っている。白い方の男はどうやらぼくらしい。

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