1月3日の夢(電話番号が見つからない)

 夕方に校正が届いた。忙しさにまぎれてそのままにしておいたが、それは土日をはさんで月曜に納品しなくてはいけないものだったと思い出す。急いで校正をクライアントに見せに行って、OKを貰わなくてはいけない。クライアントに電話しようと思うが、電話番号が見つからない。社長に尋ね、電話番号を書いたメモを貰う。そのメモをコピーしようとすると、コピー機の上に撮影用にセットされた小道具が置かれていて、使えない。もう一台のコピー機に向かうと、そちらも同じだ。だが、慌てていたので、その一部を動かしてしまったが、知らん顔をすることにする。同僚のSさんやTくんがコピーを取ってきてくれるというので、メモを渡す。だが、コピーしてくれたものを見ると、全然別の内容である。二人はぼくからきちんと何かを印刷した紙と、紙片の一部をびりっと破り取ったメモとを受け取り、前者をコピーして、後者はごみと思って捨ててしまったという。電話番号が書いてあったのは後者の方だったのに。
 まあいいや。電話番号はきっと自分のコンピューターのどこかに記録してあるはずだ。パソコンのキーボードはデスクの上にあるが、モニターは壁いっぱいの大きさの大画面である。その大画面の前にはいろいろな荷物が置いてあって、画面の下や左右がよく見えない。下の方にツールバーがあって、そこをクリックすれば電話番号も出てくるはずだと、壁のところまで見に行く。だが、画面の下にも左右にも何もない。当惑していると、大画面の裏側に部屋があるのに気づいた。入ってみると、女性社員のIさんが忙しそうに何か仕事をしている。
 気がつくと、もう夜の10時近い。外に出ると、業界の何かの会合があるらしく、去年クライアントを定年退社したNI氏が立ち話をしている。ぼくが探しているのは、NI氏ではなく、後任のNA氏なのに。また会社に戻る。もう万事休すだろうか。

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