1月10日の夢(携帯が鳴る)

 携帯が鳴った。ぼくのだけではなく、周りであらゆる人の携帯が鳴っている。とりあえず自分の携帯を取る。「吉田ですが」と女性の声が言う。「こないだ、二人でXXの店で忘れ物をしましたよね」と言う。吉田という女性にも、忘れ物にも心当たりがない。いや、アルツハイマーになって、みんな忘れてしまったのかもしれないと恐怖にかられる。「な、何を忘れたんでしたっけ?」「プレゼント用の包み紙ですよ」「えーと、ぼくは別にそんなもの、忘れたままで構わないんですが・・・」と答える。

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