7月14日の夢(講演会)

 ある女性詩人が前日、詩の講演会で講師をした村に、ぼくも講師として呼ばれることになった。しかし、遠方の上、夜の7時からというので、ちょっと躊躇する。でも、せっかく声をかけてもらえたのだから行くことにする。
 その講演会の後、ぼくだけ会場に泊まることになった。案内係は有名詩人のA氏だ。彼が先に立って、ぼくの泊まる部屋に案内してくれる。まるで怪人二十面相のように、彼は垂直な壁に縄ばしごをかけ、するすると天井に登っていく。そこから今度は水平に梯子がかけてあり、それを猿のようにぶらさがって渡り、A氏は天井裏に消える。ぼくもその後を追おうとするが、縄ばしごは何とか登ったものの、とても水平の梯子を渡るのは無理だ。困っていると、下の方でみんなが「ほかの登り口がある」と教えてくれる。それはテーブルのようなものを長く並べて、そこへひょいと飛び乗るだけでオーケー
なのだ。ぼくが簡単にそこへ飛び乗ると、みんな喜んで拍手してくれる。
 講演会から帰り、妻とまだ小さな息子と三人で食事をする。妻は今45度の高熱があるという。びっくりするが、元気そうで、とてもそんなふうには見えない。

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