12月3日の夢(富士山の噴火)

 会社の同僚たちと富士山に登る。富士山には中腹までエレベーターで登ることができる。エレベーターを出たところの右側はガレ場というのだろうか、岩の砕片がごろごろしていて、とても足場が不安定だ。左側には既に登山した社員たちの鞄がうずたかく積まれていて、中には谷底の方まで転落している鞄もある。そしてガレ場の向こうには広い草原があり、そこで社員たちが楽しく遊んでいるのが見える。
 不安定な瓦礫の上を乗りこえて、ぼくも草原に降り立ち、みんなと楽しく遊ぶ。ふと富士山を見上げると、休火山のはずなのに、山頂から黒い煙がもくもくと立ち上っている。ときには、ぼっと紅蓮の炎も混じる。あれっと思っているうちに、火山弾が次々と降ってくるようになった。慌てて売店の中に逃げ込むが、そこも危険になる。二台の車に分乗して、エレベーターの入り口まで逃げることにする。ぼくは助手席に乗っているが、火を噴く山頂に向かって(エレベーターの入り口は山腹にあるので、逃げるには山に向かっていかざるをえない)疾走する車の正面から、サッカーボールくらいの煙を吐く火山弾が次々と飛んできて、地面にバウンドしては車をかすめていく。今度こそ直撃されると覚悟するが、危機一髪でエレベーターの中に逃げ込むことができた。

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12月3日の夢(富士山の噴火) への2件のフィードバック

  1. さかな のコメント:

    富士山の噴火! スケールが大きいですね。危機一髪にほっとしました。

  2. 伊藤浩子 のコメント:

    直撃を免れて、よかったです。富士山の麓の草原って、読んでいても気持ち良さそう。

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