3月13日の夢(見えないAV)

 妻が珍しく、映画を見に行こうと言う。しかし、外は雨が降っている。それも、ざあざあと窓ガラスを滝のように雨水が流れ落ちるほどの豪雨だ。それでも、妻はタクシー嫌いのはずなのに、「タクシーで行かなくちゃね」と行く気満々だ。
 妻の着替えがすむ間、ぼくは50インチくらいある大型のワイドテレビでAVを見ている。だが、画面には何も映っていない。そのうち、自分も身支度をしなくてはと気づき、服を着替え始める。そして画面のスイッチを切ろうとするが、電源は切れずに、モニターとDVDプレーヤーとの間で、心を奪うような魅惑的な光がぴかりぴかりと、ぼくを誘うように呼応して点滅を始める。とっても美しくて、ぼくはそれに見とれてしまう。

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