4月21日の夢(カレーライス)

 土曜日だというのに、みんなでクライアントの事務所に行き、仕事の打ち合わせをしている。事務所は銀行みたいな雰囲気だと、夢の中の自分は思っているが、実際はホテルのロビーに近い。クライアントの方もほぼ全員出勤しており、普段の営業日と変わらない。
 仕事が終わり、バスで移動する。みんな、とても空腹だ。途中で、ぼくらを支援している人の家に寄る。大きな部屋にロの字型にテーブルが置いてあり、思いがけずカレーライスを出してくれる。嬉しい。興奮して、テーブルに我がちに座る。もしかして、ぼくの席がないのではないかと心配するが、ちゃんと入り口近くの末席に座ることができ、カレーライスにもありつけた。ぼくの隣は外国人の男性である。大きな楕円形の皿の中央に炒めたライスが盛られ、一見量が少なそうだが、食べてみるとご飯がこてこてに固めてあって、結構量が多い。そしてカレーは皿の片側に寄せられてあるのだが、手狭で腕がつかえて使いずらい上、スプーンも置いてあるのに、なぜかぼくはフォークを手にしているので、うまくカレーとライスを混ぜにくく、ぼくはライスばかり食べている。でもとても美味しい。気がつくと、ライスのかたわらに透明な袋がついている。袋を破り、中身をライスにかけてみると、それはビール味の調味料でさらに味に深みが増し、ますます美味しくなる。こんな歓待を受けてよいのだろうかと、みんな感謝の気持ちでいっぱいだ。実は、ぼくらがどこかへ預けたお金の利子がふくらんで、二倍以上になっているから、そのお金があるから大丈夫なのだという。その証拠としてレシートのようなものを見せてもらう。なるほど、ドルで記されたお金が既に三倍近い額にまで増えているのだった。みんな安心して、もりもり食べる。

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