4月28日の夢(再軍備を主張する男)

 戦争から生きて帰ってきた男が、事業をしながら選挙に出馬した。その主張は「日本に軍隊をつくる」こと。その男の経営する店の従業員が車で選挙運動に出発したが、その車は装甲車のような造りだ。男は別の場所で一人で選挙演説をしている。駅ではたくさんのテレビの画面に、さまざまな番組が流れているが、それらはみんな男が金で買収して、自分の主張を盛り込んで作らせたドラマや歌謡曲だ。そこへ数人の男達がこっそりと後ろから忍び寄り、男を逮捕してしまった。彼らは男を好ましく思わない政府の官憲だ。すると、車に乗った男の従業員たちはそのまま寝返って、今度は政府の主張に沿った選挙運動を続ける。

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