5月7日の夢(Sさんの生首)

 今は権力の移行期間。次代の会社を担うぼくらは、今まで会社が重用していなかった人たちにスポットを当てることにした。その一人、Sさんという女性の生首が軒端につり下がっている。生きたまま首だけになったSさん。その首に向かって、ぼくは竹刀をふるい、打ち込みの真似事をする。彼女の顔の寸前で、ぴたりと竹刀を止めてみせたりする。そのたびに彼女は陽気な笑い声を立てて、ぼくらに応えてくれる。今まで注目されなかったSさんたちと、うまくやっていけるかどうかが、ぼくらが新しく権力を握るための鍵になると思う。

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