5月17日の夢(パーティで空腹)

 ぼくが編集を手伝っているS誌の編集部がファッション・ブティックを開店することになった。広い店舗で、ガラスのショーケースの中は畳んだシャツなどの商品でいっぱいだ。だが、もともと出版社なので、一番下の段のケースだけ、本を並べることにする。ぼくは「上の段の服と、下の段の本がジャンル的に対応するように、でも本の棚の上は少し空間をあけて並べた方がいいよ」とアドバイスする。
 店の奥で、開店記念パーティをやるという。入口のところで「パーティに出るなら石鹸を持って行きなさい」と言われるが、無視して手ぶらで行くと、その分、ぼくは紙皿で渡して貰える料理が少ないのだった。でも、ぼくのために口をきいてくれる人がいて、大体みんなと同じ量の料理を受け取ったが、それにしてもこれでは少ない。ちょうど目の前に誰かが食べ残した紙皿があり、そこには大量に料理が残っている。ぼくはそこから箸ではさんで、素早く料理を自分の皿に取る。誰かの食べ残しだから唾がついているかもしれず、いつもならとても汚くて食べられないのだが、空腹にはかえられない。急いでむしゃむしゃ頬張る。

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