8月9日の夢(ロケ撤収)

(ほとんど毎日同じ設定の夢を見ています)
 ロケに来ていて、撮影が終わり、撤収をするところ。おみやげ屋さんがカタログをぼくに手渡し、「この品物の発注を受けているので、代金を支払え」と言う。ぼくは支払うべきかどうか判断できないので、誰かこの撮影を指揮する中心スタッフがいないかと、メンバーの集まっているところへ行き、一人一人顔を覗き込むようにするが、幹部級の人は見つからない。
 困って、上階へ登ると、そこでは旅行会社のスタッフたちが、忙しくロケの撤収作業の指揮をしている。一人の制服姿の男をつかまえ、代金を払えと言われていることを説明する。制服の男は、「ああ、これは発注はかけたけれど、忙しいからもういいや」と言う。「最後に、みんなにおいしいお弁当を食べてもらおうと思ったんだけどね」とも言う。おいしそうなステーキ弁当と、おみやげのネクタイの箱が目に入る。どうやら予算がないので、発注をキャンセルするということらしい。とっても残念で、後ろ髪を引かれる。でも、「じゃあ、おみやげ屋さんが来ても、知らん顔して忘れたふりをしていればいいんですね」と、ぼくは答える。
 ぼくとそりのあわないライターのMさんと自宅近くの通称ビール坂を早足に下っていく。坂の左斜面は一面もぐらが地面に盛り上げた土の山のようなものが無数にできている。突然、Mさんは坂道から逸れて、その土饅頭の地帯を越えて、坂の左下にある建物の中に入ってしまう。そこで服を着替えているらしい。彼女の戻ってくるのを待っているが、なかなか姿を見せないので、いったん坂を降りてから、左へ戻る感じでその建物の中にぼくも入る。その瞬間、彼女はもう一人の女性と共に建物から現れ、ぼくを無視して急ぎ足で坂の下の方へどんどん行ってしまう。慌てて二人を追いかけるが、追いつけない。ぼくは後ろから「追い越されちゃったねー」と冗談めかして呼び掛けるが、二人は全くぼくを無視して行ってしまう。

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