二日分の夢

(8月20日の夢)
 打ち合わせのため、みんなで駅へと向かう。「携帯があるから、それで連絡をとりあえばいいよね」と言って、ぼく一人だけ、みんなとは別の改札口から入ることにする。途中で、階段を降りるが、そこで上着が脱げかけていることに気づく。一度脱いで、着直したつもりだったが、実際はそこに上着を置き忘れ、別の緑のシャツをかわりに着てしまったらしい。歩きながら、みんなに連絡をとろうと、ポケットを探ってみるが、携帯はどこにも見当たらない。
 タクシーに乗って、駅へと向かう。途中で、どこかの家というより部屋の前でタクシーが止まったので、ぼくは「ここでいいです」と運転手に言う。しかし、運転手は「えっ、ここでいいの? 駅はもっと向こうだよ」と答える。その部屋で、ぼくは何か景品のようなものを受け取り、再びタクシーは走り出した。駅はなかなか見えてこない。変だな。もう一つ向こうの駅に行くのだろうか・・・と戸惑いを覚える。
(8月21日の夢)
 会社で仕事をしている。部屋の壁はいずれも天井から床まで届く白いカーテンか、障子で覆われており、真っ白である。いくつか部屋がある中で、ぼくは一番奥の部屋で、何人かの同僚と仕事をしている。突然、サティのジムノペディのメロディーが流れる。ぼくの携帯の着信音だ。慌ててポケットを探るが、ぼくのではなかった。同僚のMくんが「ぼくのだよ」と言う。
 みんなが食事に行ってしまい、中に残っているのはぼく一人になった。ぼくは一匹の白い猫を首縄をつけて連れており、猫といっしょに出演するパフォーマンスの練習を始める。部屋中を猫といっしょに走り回っていると、二階から看護士の女の子が白衣を着て降りてきた。彼女の後をついて、ぼくと猫は走る。追いついた猫が彼女に前足をかけて、甘える。看護士は猫に「わあ、エッチね」とジョークを飛ばすが、上機嫌で嬉しそうだ。

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