2月14日の夢(5号車)

 またアップが一日遅れてしまいました。
(2月14日の夢)
 どこかへ取材に出張することになる。出張に出発する前の夜を過ごすための専用のホテルや旅館が集まっている地域がある。バスに乗って、ぼくの定宿としている聴濤館という旅館を目指す。うっかりして降りるバス停の車内アナウンスを聞き逃してしまったのではないかと、不安になってきょろきょろする。その時点になって、ぼくは出張のための荷物を会社に置き忘れてきたことに気づく。まあ、いいや。旅館にチェックインしてから、タクシーで取りに戻ればいいか。
 翌朝、出張に出発するため、列車の乗車券を出して、駅の改札を通る。改札をしているのは、おばさんだ。おばさんはぼくに「○号車に乗車しなさい」と言う。5号車と言ったのか6号車と言ったのか聴き取れず、「何号車?」と聞き返すと、「どっちでもいい」と言う。それなら5号車に乗ろうと思う。いっしょに乗り場に向かって歩いている乗客の中から「奇数号車の方が椅子がいい」という声も聞こえる。
 歩いていると浜辺に出た。波打ち際に1台のバスが待っている。あれが「5号車」だ。ほかの号車はまだ見えない。その5号車も運転手はいるが、まだ乗客は一人も乗っていない。そのとき突然、体育教師から「号車別に整列!」という号令がかかった。うろうろしているうちに、せっかく早く着いたのに、ぼくは随分列の後ろになってしまった。

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