2月28日の夢(飛行機で出張)

 外国人のカメラマンとロケに行き、帰りの飛行機に乗り込もうとしている。だが、ぼくは荷物を忘れてきたのを思い出し、彼だけ先に乗せて、取りに戻る。
 出発時刻に遅れたのではないかと、慌てて走って戻るが、まだ搭乗の長い行列が続いていた。
 機内には空席がかなりあるが、広いため、ひとわたり見回しただけでは、カメラマンがどこにいるか分からない。二回目に、前方で手を挙げて合図している彼を見つけたが、ぼくはとりあえず片づけなければならない仕事があるので、一人別の空席に座る。そんなぼくに、しびれを切らしたらしく、彼が歩いてきて、「帰りの旅費は自前になるんですか?」と質問する。ぼくは「いや。羽田から出発して羽田に帰り着くまでが出張なので、帰りの飛行機代も払いますよ」と答える。しかし、彼はなにか納得がいかないようだ。
 車でギリシャの海岸を走っている。窓ガラスが白く曇ってきたので、手の甲でぬぐう。ぼくは旅行ガイドなので、車内の観光客に、「この辺は景色がどこも同じなので、自分がどこにいるのか分からなくなる人がたくさんいます。そういう人に、ここがどこだか教えるバイトをする人もいるくらいです」と説明する。

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