4月18日の夢(ゲテモノ商店街)

 十字路にいる。通りを隔てた向こう側は商店街だ。街全体がまだ開店していないため、通りの入口にある両開きの扉は固く閉ざされている。買い物にきた女性たちは十字路のこちら側で扉が開くのを待っているが、ぼく一人だけが十字路を渡って、扉の前に行く。
 しばらく待っていると、やっと扉が開き、その開いた扉と壁の間に、あやうくぼくの体ははさまれかかる。妻といっしょに商店街へ入る。中はモダンな地下街かデパートのような感じ。子ども用のきれいなものを沢山売っている。最初のフロアにあるのは貝や珊瑚のような海産物の小物。売場を見ていくにつれて、商品はだんだんゲテモノに変わっていく。透明なビンの中に入った真っ白なうどんのようなものは、あれはカイチュウだ。さらに進むと、象の首をいくつも売っている。子象の首だが、なぜか緑色の首だ。それを見て、妻は「思った通りのものになった」と苦笑する。ぼくは何か買って帰ろうと物色するが、一体何を買えばいいだろうか?

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