5月31日の夢(ラブホで暮らす)

 ラブホテルをしている旅館が下宿屋に転業したので、ぼくら夫婦もここに住むことにした。一つの畳敷きの部屋を見知らぬ何人かでシェアするのだ。先客は若い無口の、愛想のない男。この男は突然、ガラッと戸を開けて中に入ってくるので、妻が「きゃっ」と悲鳴を上げる。こんなやつと、はたしてうまくやっていけるのか、不安だ。あとからもう一人、若い女の子も同室者に加わった。
 それにしても、ぼくは一枚のシャツをずうっと着たままだ。たまにはもう一着のシャツに着替えようと思う。
 電車の停留所にいる。道に迷ってしまって、帰るに帰れない。

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