7月17日の夢(詩人がいっぱい)

 国文学者で詩人のF氏の家へ、O、N両夫妻と共に、妻と遊びに行く。F氏宅の和室には大きな黒板があり、左右の半分は緑で、半分は青色に塗られている。どうやら、ここで塾も開いているらしい。みんなとの会話の中で、高見順賞が資金がなくなって終わってしまい、賞の名前だけをどこかのアマチュアが買い取ったという噂を聞く。ちょっと外に出て、妻とぼくが部屋に入っていくと、みんなは食事をしている。ぼくと妻だけ、食べ物がない。もう11時だ。早く家に帰りたい。
 F氏宅を誰かの車に同乗させてもらって、出る。運転手は途中、大きな杉の木のある神社のような場所に車を乗り付け、真っ暗な闇の中の神社を覗き込む。すると、そこは神社ではなく、中南米現代詩の翻訳で知られるF氏の自宅であることが分かる。

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