8月27日の夢(喫茶店での探索)

 ニフティ及びミクシィのメールは当分の間、見られません。やれやれ。
(8月27日の夢)
 まだ戦後の時代、ぼくは何者かによって、当時の松坂屋デパートの裏にあった大きな喫茶店に呼び出された。そこは有名な人気のある高級店で、混雑しているため、なかなか入店が許されない。入口で多くの裕福そうな身なりの男女が「きっと中に知っている人がいるはずだから」と、店長に入店許可を迫っているが、店長は頑として入店を認めないでいる。そんな騒ぎを後目に、ぼくはさっさと店内に入り、歩いていく。店は中二階の下に一階のフロアが広がり、外には戦後の東京の街並みが見える。
 突然、店内放送が流れる。「お呼び出しを申し上げます。一色真理さん、二階にお越し下さい」。指定されたところへ行くと、まだ若き日のMカメラマンが(どうやら、ぼくらはタイムマシンで過去に戻っているようだ)「1番から61番まで歩いていってください」と伝言を伝えてくれた。了解して、裏のドアを開けて外に出る。だが、Mは「そっちじゃない」と、ぼくを呼び戻す。
 ぼくは再び店内に戻り、二階の通路を別の男といっしょに歩く。最初に目に入ったのは、ごつごつした石碑のようなもの。そこにぼくにはよく読めない書体で、2行の詩が彫り込まれている。そのかたわらに、その2行を読みやすい書体で印刷したカードもある。きっと、これがぼくの今日の探索のヒントとなる文字なのだろう。

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