11月28日の夢(フレンチレストラン)

(またまた一日遅れのアップです)
 フランスに旅行し、U社長と美味しいと評判のレストランへ行く。入ろうとすると、「順番だから、ここで待て」と言われる。なるほど、順番待ちの長い列ができている。だが、その殆どは団体客で、一度にどっと中に入っていき、ぼくたちもすぐに名前を呼ばれた。名前を呼んだ受付の女性は日本人ではなく、ぼくたちに向かって「早く出たいなら・・・」と言いかける。「早く入りたいなら」の言い違いかもしれないと思いつつ、「『出たい』とはどういうことだ?」と言うと、女性は「出たくないなら、いい」と答える。周りにいる客たちも「それなら、オレ達が先に入るぞ」と殺気立った様子なので、慌てて二人で玄関を入る。
 と、向こうは日本の伝統的な築地塀が両側に続く、細く長い道だ。その道を必死で歩いていくと、ようやく古い日本建築のようなレストランの本館が見えてくる。
 店に入ると、ロビーはおそろしく天井が低い。頭を下げて、お辞儀をしないと通れないよう、天井を低くしてあるのだという。歩いていくにつれて、天井はどんどん低くなり、ついには寝転がっても頭がつかえてしまうほどになる。進退窮まっていると、初老の男がバスケットボールくらいの玉を持って、にこやかに現れた。「これをごろごろ転がしていくと、天井がボールの高さの分、上がるんですよ」。本当だ。これなら楽に入れる。途中で道草を食おうとするU社長を急かして、ぼくらはやっとレジのところまでたどり着く。二人分7000円のメニューを選ぶ。なんと、前金で払えと言われる。

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