1月19日の夢(広い新居)

 大きな邸宅に引っ越した。自室で長い時間、ひとりで本を読んでいる。もう夜遅い時間ではないかと思うのだが、窓のカーテンの僅かな隙間から陽光がもれているところを見ると、昼間なのかもしれない。ずっとこんなことをしていていいのだろうか。妻の家事を手伝わなくてはいけないのではないかと気になる。
 廊下に出てみると、廊下の反対側に、屋外へ張り出したガラス張りの小さな長方形の部屋がある。ぼくの子ども時代から実家で使われていた黒塗りのタンスが置かれている。ガラス越しに隣家が見え、そこでご主人がデッキチェアでくつろいでおられる姿も見える。とてもいい感じだ。この部屋を小書斎として使ってもいいなと思う。
 トイレを覗いてみる。まるでイスラム教のモスクのような豪華なインテリアのトイレだ。
 廊下の反対側のドアを開けると、広いリビングで、妻ではなく母がアイロンがけなどの家事をしている。いつのまにか後ろに姉(女性詩人のAさん)がいて、「お母さん、あたしがやるからいいわよ。まだご飯食べてないんでしょ」と言う。母は「父は何かで遅くなっているらしいわね。でも、父を待っているわけじゃないの。これを片付けたら食べるから大丈夫よ」と答える。なんだかよぼよぼした感じだ。母も年とってしまったなあと思う。

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