8月20日の夢(公開放送)

 NHKの公開放送のクラシック番組を見に行く。会場は公会堂のような場所で、1階にはさほど客は入っていない。その中で、幼児と母親が「二階席」の話をしていたので、「そうだ。二階席に行ってみよう」と思う。早速階段を上がってみるが、そこは中継機材でいっぱいなので、しかたなく引き返す。
 その番組にぼくも出演することになったらしい。出演者全員が一枚ずつ番組の手書きポスターを持参し、それを見せるたびに他の出演者がその作者のフルネームをオペラ歌手ふうに歌い上げることになっている。最初こそ、みんなその通りにやっていて、ぼくの自分でほれぼれするような、でも番組の上層部に反逆している内容のポスターもみんなに見せることができた。しかし、だんだんみんな発声するのをさぼりだしたので、ぼくだけが最後まで作者の名前を歌いあげ続ける。
 本番までお腹が減ったなあと思っていると、係のおばさんが大きな烏賊の足とスリッパをみんなに配った。巨大な烏賊の足は食べてみると、なかなかおいしい。スリッパはトイレに入るためのものだ。トイレの床は点々と汚れているが、それほどではない。しかし、半個室の仕切りはあるが、肝心の便器がなく、床の上に用を足さなくてはならない。

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