10月12日の夢(大学)

 駅を降り、鳴門海峡にかかる長い橋を渡りきったところに、ぼくの目指す大学がある。
 ここへ来るまでに、別の大学を一つ見てきた。そこは二つの教室に学生があふれかえらんばかりで、どちらの部屋にぼくの席があるのかもわからない。トイレだって見つけられなかった。だから、ぼくは新しい大学に行くことにしたのだ。
 橋には警備員のおじさんが何人もいて、子供に橋の下の海面を覗かせているが、そこに魚がいるのか、渦潮があるのかはわからない。だが、ぼくには誰も声をかけてくれない。
 大学に着いた。ロビーに二人の年取った外人が腰かけていて、ぼくを見て、「いよいよ来たぞ」と笑う。なぜ、ぼくを見てそう言うのだろう? 思わず2人に会釈して、前を通り過ぎ、階段を昇る。この大学は教室も空いていて、トイレの表示もある。
 トイレは真中にウェイトレスのいる空間のある四角形のカウンターになっていて、まるで食堂のようだ。とりあえず用を足そうとするが、どの便器も足置きが汚れているので、後にする。
 いよいよ授業の開始時間が迫ってきたので、改めてトイレに向かう。カウンターの一番左が足置きが汚れていないようだ。すぐ前に制服のウェイトレスが来た。彼女におしっこをかけてしまいそうだ。

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