11月7日の夢(イベント)

 イベントの休憩時間。桟敷席でぼくの前に立っていた青い浴衣の少女を後ろから抱き締めて、その場に座らせる。少女はぼくのされるがままに腰をおろす。ぼくは彼女に「お菓子を持ってきてあげるからね」と言い聞かせ、後ろの方にぼくが脱ぎ棄てておいた茶色の和服から、串にさした青い飴のようなお菓子を何本も取り出す。しかし、それらは皆途中から串が折れている。それを少女に渡すと、一本とってくれた。
 隣に座っている女の子にも飴を渡そうとする。彼女が選ぶふりをしているうちに、飴はいつのまにか黄色いバラに変わっている。そして、その花の中に女の子は煙草のやにを注ぎ込む。周囲の他の男女の観客にも、ぼくは形だけ「お菓子いる?」と尋ねるが、皆に「いらない」と断られる。

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