5月22日の夢(眼医者)

 会社のデスクに向かっているが、実際はもうぼくには仕事がない。そういえば目がなんだか変だ。眼医者に出掛けることにする。男性の眼科医は「今日はもうここは終わりだから、昼ごろこの地図の場所を訪ねなさい」と言って、地図を渡してくれた。ここ以外にもう一つ彼が所属する本来の医院があったのだ。そのことを急に思い出し、とにかくそこへ行こうと思う。
 いったん会社に戻り、離席表に「中野」と書く。しかし、それは黒板である。そこに黒のマジックで書いたから、全く読めない。どうせもうこの会社にはおさらばなのだから、それでいいことにする。上司の目を盗んで部屋を出ることに成功。廊下で女子社員に「一色さん、かっこいいよ。また、うちの服着てくださいね」と声をかけられる。そういえばぼくは自社ブランドのモノクロのファッショナブルな服を身につけている。だが、お腹のあたりで重ね着がはみだしていたのに気づき、慌てて身だしなみを整える。
 だが、会社の玄関でさっき脱いだ自分の靴がいくら探しても見つからない。ぼくの会社は玄関に靴屋も開店しているから、ぼくのはいている他社の靴は捨てられてしまったのかもしれない。
 しかたなく雨の街を一人だけはだしで歩いていく。中野に行くためには新宿駅にまず行くのだ。だが、JRの新宿駅だったか、メトロの新宿駅だったか思い出せない。いつのまにか知らない地下道を歩いている。おまけにさっきの地図も忘れてきた。会社を出るのに手間取ったから、もう4時だ。眼医者はとっくに閉まっているかもしれないと思う。

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