7月22日の夢(仕事)

 退職した会社に久しぶりに出向く。女性デザイナーと組んでやった仕事がうまく行き、クライアントから同じスタッフでやってほしいという依頼が来ているらしく、社員たちはみんなにこにことぼくを迎えてくれる。しかし、ぼくはもうお金のためにストレスを感じながら働くのはごめんだ。きっぱりと誘いを断り、外へ昼食に出る。
 だが、よく見知っていたはずの街は全く見知らぬ街並みに変貌している。行きつけのレストランもパン屋さんもない。道を間違えたのだろうか。通りを変な楽隊がパレードしている。
 空腹なまま会社に戻る。会社はいつのまにか暗い日本民家に変わっている。二階にぼくは上がり、トイレに入る。だが、そこも見知らぬ部屋に変貌している。ぼくが入った部屋の両側に二つの部屋があり、そのどちらかがトイレだったはずなのに、暗い部屋の仕切りのふすまを間違えて開けてしまったらしく、トイレではない部屋の調度をふすまを開けた拍子にひっくり返しそうになったが、なんとか踏みとどまった。
 そうしている間に、女性がしきりにぼくを探して、二階に上がってくる。一階の和室に降りると、D社のT女性社長がいて、来客を接待している。こたつを来客と一緒に囲んでいる沢山の女性たちはT社長の姉妹らしい。社長が「あなたがまだ帰宅していないと思った」と言うので、「トイレに入っていたんです」と、ぼくは言い訳をする。来客とぼくは今度はやる気になって仕事の打ち合わせを始める。

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